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その他の環境問題 〜環境問題 環境ホルモン〜

環境問題 環境ホルモン

 まず、環境ホルモンを説明する前に、ホルモンという言葉の説明からしたいと思います。そもそもホルモンとは、生物の体内で作られる化学物質で、その生物の体内で様々な命令を伝達する役割を担っています。男性の精巣から放出される男性ホルモンは男性らしい筋肉質な体型を、女性の卵巣から放出される女性ホルモンは丸みをおびた女性らしい体型をつくります。糖尿病に絡んでよく耳にする言葉に「インスリン」というものがありますが、これもすい臓でつくられるホルモンで、血中の糖分をグリコーゲンに変える働きをします。その他にも、脳内麻薬といわれるエンドルフィンや、成長ホルモン、アドレナリンなどもホルモンの一種です。こういったホルモンは、非常に微量で作用する、というのが特徴の一つだといえるでしょう。

さて、ここからは環境ホルモンについての話です。ホルモンの働きは何となくわかりました。では、環境ホルモンとは一体どういったものなのでしょうか?大まかにいってしまえば、ホルモンと似た働きをする、「ホルモンの偽者」として働く化学物質なのだ、といえるでしょう。普通、ホルモンは命令を伝えるための、目的とする器官や組織が決まっており、その場所以外に命令を伝えることはありません。しかし、環境ホルモンはホルモンと非常に良く似た性質、構造をもっており、これが偽者ながらも、器官、組織が「ホルモンなのだ」と認識してしまう原因だろうと考えられています。こういった合成化学物質により、ホルモンの働きや分解酵素が狂わされてしまい、結果的に過剰のホルモン分泌や、ホルモン量減少など、生物の体に大きな狂いを生じさせるわけです。

 ホルモン自体は先ほども説明したように、非常に微量で作用する、という特徴があります。したがって、これら環境ホルモンに関しても、ほんのわずかな量が生物の体内に摂取されることにより、悪影響が生じるということが指摘されています。たとえば、50メートルのプールに、一滴、人工合成化学物質をたらすと、その濃度で影響が現れてしまう、といわれているのです。そうして、こういった合成化学物質は生物の食物連鎖を通じ、数十万倍にも濃縮され、さらにそれらを食べる食物連鎖の頂点に位置する人間に悪影響を与える、というわけです。これら環境ホルモンは、全地球規模で人間を含めた様々な生物を絶滅に追いやる可能性さえある、といわれているほどです。

環境ホルモンはなぜ野放しに?

これは、先ほど述べたように、超微量で人体に影響を与える、というその環境ホルモンがもつ性質によります。それまでの分析では無視されるレベル(一兆分の一グラムなど)の合成化学物質が与える影響を、誰もが軽視しており、その影響に気づいたときには、身の回りには環境ホルモンで汚染されていた、というわけです。さらに、従来の分析では、特定の化学物質が生物に有害であるかどうか、という基準が直接的な毒性にのみ限られていた、ということも理由の一つでしょう。しかし、環境ホルモンは直接的には毒性をもっているわけではありません。たとえば、マウスにある一定量を投与したとしても、それが原因でガンを発生させるわけでも、死亡するわけでもありません。そのため、この化学物質はセーフ、といった判定がされ、一般に認知・使用されるような許可が下りていたわけです。本当は、これら環境ホルモンが間接的に悪影響を及ぼしていることも知らずに・・・。気づいたときには、生物の生殖器に変化を与えるほど環境ホルモンが蔓延していた、というケースが多々報告されています。では、どういった悪影響があるのか、ということに関して、次に少し例をあげて紹介してみましょう。

環境ホルモンの被害

 農薬が原因であると考えられる、ワニのメス化。ペニスが正常なオスよりも、四分の一〜二分の一程度小さくなっている。また、卵の孵化率も低下。

アメリカの湖で飼育されていたミンクが、不妊のために全滅。

ピューマのメス化。原因は不明だが、体内から合成化学物質が検出。

ハクトウワシのメス化。アメリカフロリダのハクトウワシのオス80%が、生殖能力をなくしていた。DDTなどが原因か。

日本周辺の巻貝の一種、イボニシのメスの大部分が、オス化してペニスができていた。魚網や船底の防腐剤として利用されていた有機スズ化合物が原因ではないか、とされている。

これらは一例です。その他、ヒトへの影響として、過去50年間の人間の精子数が半減している、という研究もあります。環境ホルモンが原因ではないか、と言われていますが、決定的な結論が出ているわけではありません。

 現在の生活では、合成化学物質にあふれており、これらと完全に無縁となることはできません。ヒトが摂取する環境ホルモンは食品から、というケースが主ですので、とりあえず、食べるものには気をつける、というのが最も妥当な対応策ではないでしょうか。というのも、成人にとっては環境ホルモンのほとんどはあまり心配する必要のないものが多い、と考えられているからです。しかし、胎児・乳幼児は成長過程にある各器官の影響を考えて、母親となる女性は十分留意が必要でしょう。とはいえ、何も難しいことに注意するわけではありません。これまで見てきたとおり、合成化学物質は食物連鎖により濃縮されてゆきます。その結果、魚、肉などに多く含まれることになります。特に、脂肪分が多い牛肉は環境ホルモンを多く含んでいます。また、日本人の好む魚介類にも環境ホルモンが含まれていますので、多量摂取には注意をしたい所です。とはいえ、現在ではほぼ全ての食品に何がしかの環境ホルモンが含まれていると考えて間違いないでしょう。結局、魚介類、脂肪分の多い肉類の多量摂取を控え、バランスよく食事をとる、という一般論に落ち着くようです。また、ダイオキシンのところでも触れましたが、食物繊維の豊富な野菜類は、ダイオキシンを体外へ排出する手助けをしてくれます。野菜類も多くとるように心がけましょう。

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lastaccess:2009/08/17