もう一度、温室効果ガスについて、復習しておきましょう。温室効果ガスと呼ばれているものには、主に二酸化炭素、メタン、フロン、といったものが挙げられます。これらは、自動車の排気ガス、あるいは工場の煙、化石燃料を燃やすことにより発生します。産業革命以来、科学の発展に伴い、人間は大量にこれらを排出し続けてきました。その結果、(であると思われる)大気中のCO2濃度も増加しており、温室効果があるこれらの物質が増加するに従い、地球は太陽の熱をどんどんと吸収し、地球の大気温度もどんどん上昇してゆくだろう、というのが一般的に言われている「地球温暖化=人為的なCO2増加説」です。
CO2濃度は、産業革命前の大気中の二酸化炭素濃度が約275ppm、現代は約375ppmだといわれています。つまり、約300年足らずでその濃度が40%近くも増加しているのです。これは、確かに人類が石炭などの化石燃料を多量に消費するようになった時期と一致しています。自然界でのCO2吸収を超えるほどの、人類の化石燃料大量消費によるCO2増加が、大気中に放出され、余剰分が蓄積されているのだろう、というわけです。ところが、温室効果ガスにはこれらCO2やメタン、フロンだけではなく、もっとも効果の高いものがあるのです。それが「水蒸気」です。水蒸気の濃度は、「数千〜数万ppm」という濃度です。(濃度が安定しないため、温室効果ガスには含まれないらしい)しかし、この濃度差をみると、たしかに温室効果があるCO2が40%増加した、といっても、実際に「温室効果のある気体」の割合からみると、非常に微量である、ということがわかります。実際問題として、温暖化はするだろうが、目に見える程の効果のある温暖化にはならないだろう、というわけです。割合としてみると、「温室効果を生み出している気体の割合=90〜97%が水蒸気 + CO2などを含むその他の気体」ということです。・・・・う〜ん、こうやってみると、確かに温室効果ガスとして排出、問題視されているCO2も、それほど大したことないんじゃなか・・・と思ってしまいます。
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