そもそもなぜ、CO2の増加が地球温暖化につながる、という結論がなされたのでしょうか?これに関しても、色々と批判する意見があります。南極やグリーンランドなどの堆積している氷を採取し、その氷の中に閉じ込められている空気からCO2濃度を測定すると、各年代毎の空気のCO2濃度がわかる、というわけです(地下にいくほど、古い時代になる)これにより、産業革命頃からCO2濃度が増加している、という発見がなされ、気温観測と照らしあわせた結果、大気中のCO2濃度が地球の温暖化とかかわりがあるのではないか、という結論になったわけです。ところが、実はこれは「タマゴが先か、ニワトリが先か」みたいな所があって、「気温が上がったからCO2濃度が増加したのか、CO2濃度が増加したから気温が上がったのか」という問いに対する明確な答えはありません。年代によっては、観測しているCO2濃度の増加が気温上昇に先行している場合もありますし(この場合だと、CO2増加が温暖化の原因と予測できる)、また別の年代によっては気温の上昇がCO2濃度の増加に先行している場合もあります(この場合だと、気温上昇が原因でCO2濃度が増加していると予測できる)。
こういった中で、地球温暖化が人為的CO2の排出によるものではない、と主張する人たちの中には、長期間の観測結果を調べてみると、やはり気温の上昇が先で、CO2濃度の増加が後だとするデータがある、という人もいます。また、温度が上昇すると、水に溶けていた気体はエネルギーを得て水面から空気中へ放出されます。CO2は海に大量に解けており、やはり、気温上昇により、海面近くのCO2が放出、CO2濃度の増加につながるのでは、という人もいます。しかし、気温上昇とCO2濃度の増加には関連性が認められるものの、そのどちらが原因でどちらが結果なのか、という所は、科学的にははっきりと解明されていないようです。
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環境問題 地球温暖化 を考える All Rights Reserved. 2008 lastupdate:08/07/23